クレコングループの沿革

1955年
株式会社信用調査コンサルタントを設立。全国医薬卸経営実態調査機関として設立。全国医薬流通調査を開始。
1963年
全国農薬流通調査を開始。
1967年
全国動物薬流通調査を開始。
1971年
社名を株式会社信用調査コンサルタントから株式会社クレジットコンサルタントに変更。
1974年
全国臨床検査薬流通調査を開始。
1993年
医薬品の社会経済評価に関する分析受託を開始。
1995年
創立40周年を迎え、社名を株式会社クレジットコンサルタントからクレコンリサーチ&コンサルティング株式会社に変更。
2000年
株式会社メディコード設立。日本医薬品卸業連合会加盟各社と共同出資し、医薬品コードの標準化事業を開始。
2012年
エンサイス株式会社設立。医薬品卸企業と共同出資し、医薬品の流通データベース事業を開始。
2014年
クレコンメディカルアセスメント株式会社設立。医療経済評価・医療技術評価(HTA)の受託サービスを事業化。
2023年
クレコンゲノミクス株式会社設立。ゲノム診断・医療関連の分析受託サービスを開始。

クレコングループHISTORY

礎を築く ― 医薬品情報の黎明期 (1955年~)

物語は、戦後復興期の1955年に始まります。クレコングループの母体であるクレコンリサーチ&コンサルティング株式会社は、日本初の医薬品産業調査機関として誕生しました。医薬品を国民の元へ安定的に届けるため、まずはその流通実態を正確に把握する必要がありました。同社は、全国の医薬品卸の経営実態調査を手始めに、地道な情報収集と分析を通じて、医薬品産業の発展に不可欠な「情報の礎」を築き上げていきました。関をつなぐ「架け橋」として、医療社会と医薬品産業の発展を支えてきました。

進化する情報 ― 効率化と標準化への挑戦 (2000年~)

2000年代に入ると、IT化の進展と共に、医薬品流通の世界でも効率化が大きな課題となります。特に、製薬企業、卸、医療機関でバラバラだった商品コードは、非効率とミスの温床でした。この課題を解決すべく、クレコンリサーチ&コンサルティングは業界を牽引し、医薬品卸各社と共同で株式会社メディコードを設立します。メディコードは、医療用医薬品のJANコード等を一元管理する「商品マスター」を構築。これにより、流通の重複コスト削減と安全性の向上に大きく貢献し、業界全体の共通情報インフラとしての役割を担い始めました。

価値の創造と証明 ― 専門分化の時代 (2010年~)

情報は、集まるだけでは意味を成しません。それをいかに価値あるものに変えるか。2012年、全国の医薬品卸とクレコンリサーチ&コンサルティングが共同出資し、世界でも類を見ない事業体としてエンサイス株式会社が設立されます。エンサイスは、全国の医薬品卸の流通情報の99%超をカバーするデータベースを基に 、医薬品の安定供給、患者さんの医療アクセスの向上、製薬企業の生産性向上に寄与するための情報を提供。膨大なデータを「価値ある情報」へと昇華させました。

時を同じくして、医療費の増大という社会課題が深刻化します。医薬品や医療技術は、もはや有効性だけでなく、その「費用対効果」も問われる時代になりました。このニーズに応えるため、2014年、クレコンリサーチ&コンサルティングで長年培われた薬剤経済分析部門を本格的に事業化し、クレコンメディカルアセスメント株式会社を設立。統計解析やシミュレーション技術を駆使し、医薬品・医療製品の価値を客観的に分析・評価・証明することにより、薬価等の適正な償還価格の決定や疾病負担の見える化を支えています。

次世代医療への扉 ― 個別化医療への貢献 (2020年~)

そして今、世の中はバイオ医薬品や再生医療等製品など「個別化医療」という新たなステージを迎えています。クレコンゲノミクス株式会社は、この次世代医療の発展に、ゲノム情報解析(バイオインフォマティクス)の力と新たな診断手法で貢献することを目的として、2023年に設立されました。
クレコンゲノミクスは、疾患の早期発見と高度な医療への早期アクセスにより、必要とする人々が精緻なゲノム解析や個別化医療へとつながる社会の実現を目指しています。

確かな未来へ ― 一つの理念、多様な価値

クレコンリサーチ&コンサルティングから始まった情報の探求は、メディコードによる「標準化」、エンサイスによる「価値化」、クレコンメディカルアセスメントによる「価値の証明」、そしてクレコンゲノミクスによる「個別化への貢献」へと、その形を多様に進化させてきました。

「持続可能な医療社会に貢献する」という一つの理念 の下に、各社が専門性を高め、有機的に連携する。それが、クレコングループの姿であり、未来を拓く力なのです。